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Thursday, January 15, 2015

GALETTE DES ROIS AUX POMMES

GaletteDesRois-1

A NEW YEAR'S RESOLUTION

For the past two years that I have tentatively been blogging, there is something that I have really wanted to do. That is, to enjoy the events and festivities that appear on the calendar, and to bake and blog accordingly. If you are thinking that that sounds like a basic thing for any food blogger to do, you are probably right. So why not me?
"Because you are a worrier", says the voice in my head. "Because having a bake schedule will drive you crazy being the perfectionist you are. Do you want to be miserable throughout the whole year?"
The voice is persistent, trying to talk me out of following a schedule.
"It would be better for you to bake and cook as you please; to be spontaneous. Who wants to feature chocolate during Valentine's and bake cookies during Christmas? Bo-ring!"
And to be honest, I have given in to this voice for the past two years, skipping seasonal events and going against the majority of the food blogging world. No Valentine's or Christmas for this blog, no Easter, Mother's Day, Halloween or birthdays either. This blog would be spontaneous and free, giving no thought at all to all the festivities I was actually enjoying in real life, away from the blog. So spontaneous was I being that there were times when I did not blog at all for weeks.

Friday, April 19, 2013

why don't we . . . celebrate spring with strawberries? {strawberry charlotte}


スーパーの青果コーナーが熱い。なぜなら、春になって大好きないちごがお目見えしているからだ。
「いちごが好きなの? そんなの初めて聞いた」
今にも聞こえてきそうな友人の声が頭を過るが、実は大のいちご好きである。プロフィールの "好きな食べ物" 欄に書こうとしたこともあったが、そんな可愛らしいこと書けるようなキャラじゃないない、と自粛し、今まで伏せてあった (ちなみにいちごの代わりに書いた好きな食べ物は "パイ生地" という我ながら意味不明なものだったこともここで告白しておこう . . . )。



いちごを好きになったきっかけは今でもハッキリと覚えている。それは子供の頃の家族旅行で、父が特別に注文してくれたアルコール抜きのフローズンストロベリーダイキリを飲んでから。当時はそんな父の気の利いたサービスに子供心ながらに感激したが、今思うとお酒が好きな父が、娘と一緒に飲む雰囲気だけでも味わおうとしただけなのではないかと疑ってしまう。父よ、本当のところはどうなのよ?




そんなエピソードからいちごが好きになり、今でもこの季節になるとスーパーの青果コーナーを素通りできずに、陳列されているパックについ手を伸ばしてしまう。よく、みかんを食べ過ぎると手が黄色くなると言うけれど、いちごを食べ過ぎて手がほんのり赤くなり始めたらどうしよう . . . 。

いらぬ心配はさておき、いちごを食べる際の個人的なこだわりは、いちご本来の味を味わって食べること。できれば牛乳やヨーグルトと混ぜたりせずに、いちごのみで楽しみたい。だってあの酸味が醍醐味だと思っているから。でもそんな個人的なルール (?) を破ってでも食べたいと思うスイーツがひとつだけある。それが自家製のいちごのババロア。これは子供の頃、祖母と一緒によく作った思い出のスイーツで、大きなドーナツ型に流し入れ、冷やして固めたものを型から出す瞬間がたまらなく素敵に感じたのを覚えている。一度なんかは、ゼラチンの分量を間違えて上手く固まらなかったにも関わらず、どうしても型から外して食べようと祖母を説得して、大皿にあけてもらった。案の定、型から外した瞬間に見事に崩れてしまったけれど、
「あら、"フルーチェ" と同じね」
と個別の器に盛りつけてくれた祖母の言葉を聞きながら食べたそれは、格別だった。本当はこういう祖母との楽しい思い出があって、好きになったのかもしれない。



そのいちごのババロアをつい先日、久しぶりに祖母と作った。私の手順の悪さで、またも "フルーチェ" になるというオチつきだったけれど、美味しさは健在。そして美味しさを再確認したところで作ったのが今回紹介するいちごのシャルロット。正式名称 "strawberry charlotte russe" (russeはフランス語でロシアの意味) のこのシャルロットは、19世紀にフランス人シェフ "Marie-Antoine Carême" が、当時仕えていたロシア皇帝アレクサンドル1世の元で考案したものらしい。少し手間は掛かるけれど、華やかで色合いが可愛らしい、春の訪れにぴったりのケーキだ。



why don't we . . . celebrate spring with strawberries?

この季節に楽しみたいいちごのスイーツ。今年はあと何回作れるだろうと (密かに) ウキウキしてしまう。ちなみに今回のシャルロットを作った際の山場は、今回はフルーチェになってもらっては困ると祈るようにババロアを冷蔵庫に入れた瞬間だったということは公表しない方がいいですか . . . ?


* { strawberry charlotte adapted from : miette by meg ray with leslie jonath — strawberry charlotte }
— いちごのシャルロットのレシピは以下 :

Friday, April 12, 2013

why don't we . . . bake a piece of heaven? {chocolate cake}


そもそものきっかけは久しぶりに手に取った輸入物のチョコレートケーキのミックスだった。
子供の頃から何の疑問も持たずに食べてきたケーキミックス。サラダオイルと卵を加えて混ぜるだけのケーキミックス。濃厚なチョコレートのケーキミックス。ところが、その万能ケーキミックスを使用したケーキが焼き上がって食べてみると何かが違う。ん? 頭の中で思い描いていた味よりも美味しくない。箱の裏に書いてある手順を確認するが、特に間違えてはいないよう。
「なんだかいまいちね。昔は結構美味しいと思っていたけれど、やっぱりミックスはミックスよ」
母が心の声を代弁する。
「しばらく食べない間に舌が肥えちゃったのね」




そうか、変わったのはケーキではなくてこちらね。確かに帰国してからは繊細な日本のケーキや複雑で洗練された欧州ケーキを幾度と口に運んできたけれど、たった数年でこんなにも味覚が発達するとは . . . 。ちょっとした衝撃だった。

以前、味覚というのは乳幼児期に形成されると聞いたことがあるけれど、もしそれが本当だとしたら我が弟はアウト (味覚音痴寄り) だと思う。彼は海外で生まれ、離乳食も全て現地のドクターに指定されたスーパーの瓶詰めだったので、出汁やうまみ等の繊細な味をこの味覚形成期に経験していない。そして実際に大人になった今でも、お吸い物や煮物といった薄味で繊細なお出汁の味を楽しむ料理はパスする。少し不憫なやつだ (大きなお世話だと言われそうだけれど)。その点、自分自身は母お手製の離乳食で育ったし、セーフだと思いたい。そのセーフな私 (ここはあくまでも譲らないつもり) が美味しいと太鼓判を押していたケーキだったのに、今改めて食べるといまいちだ。これって私も弟同様アウト?! いや、正確にはアウトだったけれど、ミックスで作ったケーキで満足できなくなったということは進化してギリギリセーフ?



話が脱線してしまったけれど、どうしてもイメージしていた濃厚な "美味しい" チョコレートケーキが食べたくて、今回このレシピに辿り着いた。もちろん日本には素晴らしいチョコレートケーキがたくさんあるし、デパ地下なんかに行けば迷えるほど選択肢がある。個人的にはガトーショコラが好きだけれど、つやつやのガナッシュでコーティングされたものや、コーヒーのほろ苦さとの組み合わせが絶妙なオペラも素敵だ。それでも時々無性に食べたくなるのが、このザ‧アメリカン‧クラシックなチョコレートの味しかしないチョコレートケーキ。



why don't we . . . bake a piece of heaven?

ちなみに、英語でチョコレートのことを "a piece of heaven" とか "heavenly" なんて表現することがある。あの濃厚な甘さが天国の味 (心地) として連想されるのかもしれない。だから今回のレシピで紹介するようなチョコレートの味しかしないチョコレートケーキを食べると、いつもこのフレーズを思い出してしまう。よろしければ意識が朦朧とするような甘〜い天国の味、焼いてみませんか?


* { the chocolate cake adapted from : the vanilla bean blogthe chocolate cake }
— チョコレートケーキのレシピは以下 :

Friday, March 22, 2013

why don't we . . . make tiramisu cake?


コーヒーとココアのほろ苦さとクリームの優しい甘さが溶け合う大人のデザート、ティラミス。これは大好きなデザートのひとつ。イタリアンレストランに行けば必ずと言っていいほどメニューに載っているし、スイーツ好きでありながらも超がつくほどの甘党ではない人にビター系のこのデザートはぴったりなのだ。
ただ、このティラミスに唯一 (小さな) 不満があるとすれば、その見た目だ。甘さと苦さが奏でる素敵な味のハーモニーとは裏腹に、見た目はいまひとつ華やかさに欠ける気がしてしまう。小さい器でサーブされるものはまだしも、大皿からスプーン等で取り分けられたものは少し野暮ったく見えてしまうのは私だけだろうか . . . ?




それでもティラミスを随分と贔屓してきたと思う。特にティラミス味のアイスクリームは好物で、ハーゲンダッツの "ドルチェシリーズ" からティラミス味が発売されたときもしばらくハマっていたっけ。

そんなこんなで私とティラミスの付き合いは割と濃密 (?) なのだけれど、つい最近素晴らしいティラミスに出合った。iphoneにして以来、ずっと継続的にハマっているアプリ "instagram" を通じての出合いだった。

ご存知の方もたくさんいらっしゃると思うが、instagram は自分で撮った写真を世界中の人と共有できるアプリで、写真版ツイッターと言われている。(ベタな説明ですみません . . . )
このアプリは自分の写真をシェアするのも楽しいのだけれど、それよりも私を魅了しているのが世界中の人がアップしてくれる素敵なグルメ写真。人気のフードブロガーも多数利用しているアプリであるため、本格的なグルメ写真を発見することもしばしば。
そんな "IGer" (instagram利用者の総称) の中でも大のお気に入りの一人 "@linda_lomelino" さん。彼女は "call me cupcake" というスイーツブログを運営しているのに加え、地元スウェーデンのテレビや雑誌にも取り上げられ、本も出版している本格的なスイーツブロガー。故に、アップする写真も食欲を刺激するものばかり。その彼女の instagram で先日ティラミスの写真を発見した。これが、ただのティラミスではない。華やかで美しい "ティラミスケーキ" なのだ。

か、かわいい . . . 。お洒落な見た目に一目惚れし、早速、彼女のブログを調査する。美味しそうなものとなると面倒を面倒と思わなくなるこの性格。誰か、この食い意地を止めてやってっ。
しばらくサイト内を物色するとあるじゃない、例のティラミスケーキと更にシックなティラミストライフルのレシピ。作業工程にざっと目を通し、材料をメモして近所のスーパーへ走る。ものの20分で帰宅し (こういう時はスピーディー)、至福の作業時間に入る。

なるほど、トライフルはスポンジの代わりにフィンガービスケットを使用するのね。甘すぎるのは苦手だからコーヒーシロップは砂糖なしにしようかな。

自分アレンジを加えながら、ケーキとトライフルの両方を作ってみる。お洒落な見た目に匹敵するお味だったら感動ものだ。(それは私の腕次第という噂もあるけれど . . . )



その晩、初めて自家製のティラミスを食す。
lindaさん、あなたは美人な上に正真正銘のセンス溢れるスイーツブロガーなのね! と思わずパソコンの画面を拝みたくなる美味。lindaさんのお手本に習って、ケーキのスポンジはしっかり手間をかけて更に薄くスライスした方が良さそう等、私の作り方の改善点はあるものの、味は本格的なティラミス。よくある "ティラミス風の" レシピとは異なる気がする。もちろんトライフルも絶品。比較的簡単にできるので、これは是非試していただきたい。



why don't we . . . make tiramisu cake?

キャサリン‧ゼタ‧ジョーンズ主演の映画 "no reservations" (邦題 : 幸せのレシピ) で見た、イタリアンシェフの彼が作った本格的なティラミスをタッパーから直接スプーンで食べていたのも美味しそうだったけれど、通常のティラミスを華麗に変身させたこのケーキも捨てがたい。次の女子会で綺麗な薄いスポンジの層を披露するためには、しばらく特訓をすることになりそうだけれども . . . 。


* { tiramisu cake adapted from : call me cupcaketiramisù cake }
— ティラミスケーキのレシピは以下 :